FPS(Frames Per Second、フレームレート)は、ゲームにおいて非常に重要な要素の一つです。
高いフレームレートはより滑らかな映像表示を可能とし、特にApex Legendsのような高速アクションゲームにおいては、プレイヤーの反応速度にも影響を与えることがあります。
この記事では、Apex Legendsで120FPSを実現するための設定方法を詳しく解説していきます。
必要なハードウェア要件
まず、120FPSを実現するためには適切なハードウェアが必要です。
以下のような構成が基本的には推奨されます。
推奨PCスペック
- 強力なグラフィックカード(NVIDIA RTX 30シリーズやAMD RX 6000シリーズ以上)
- 高速なCPU(Intel Core i7以上、もしくはAMD Ryzen 7以上)
- 最低16GBのRAM
- SSDストレージ
- 高リフレッシュレートモニター(120Hzまたはそれ以上)
ゲーム内設定の調整
ゲーム内の設定を調整することで120FPSに到達しやすくなります。
以下に推奨される設定を記載します。
ビデオ設定
- 解像度: 1920×1080(フルHD)
- 垂直同期: 無効
- 視野角: 90-100
- 適応解像度FPS目標: 0
詳細設定
- アンチエイリアシング: 無効
- テクスチャフィルタリング: 中~低
- 環境マッピング: 中
- 影のディテール: 低
- モデルのディテール: 低
- エフェクトのディテール: 低
- 衝突ディテール: 無効
- Ragdolls: 低
ドライバとシステム設定の最適化
120FPSを実現するためには、グラフィックカードのドライバやシステム設定を最適化することも重要です。
グラフィックカードのドライバ更新
最新のドライバをダウンロードしてインストールすることでパフォーマンスが向上します。
NVIDIAの場合はGeForce Experience、AMDの場合はRadeon Softwareを利用してドライバを更新します。
電源設定の調整
電源プランを「高パフォーマンス」に設定することで、システム全体が最大のパフォーマンスを発揮できるようになります。
これはウィンドウズの電源設定から変更できます。
Windows OSの最適化
ゲームのフレームレートを最大化するためには、Windows OSそのものの最適化も欠かせません。
ゲームモードの有効化
Windows 10およびWindows 11には「ゲームモード」という設定があり、このモードを有効にすることでゲーム中のパフォーマンスが向上します。
「設定」→「ゲーム」→「ゲームモード」から有効にできます。
背景タスクの削減
不要なソフトウェアやプロセスを終了させることで、システムリソースを解放し、ゲームのパフォーマンスを向上させることができます。
具体的には、「タスクマネージャー」からスタートアップ項目を管理します。
モニターの最適化
高リフレッシュレートモニターの設定も重要です。
モニターのリフレッシュレートを確認し、適切にセットアップすることで最大のフレームレートを実現します。
リフレッシュレートの確認と設定
右クリックでデスクトップメニューを開き、「ディスプレイ設定」を選択します。
その後、「ディスプレイの詳細設定」からリフレッシュレートを確認し、120Hzや144Hzに設定します。
ネットワーク設定の最適化
オンラインゲームでは、ネットワークの安定性も重要です。高速かつ安定したインターネット接続を確保しましょう。
有線接続の利用
無線接続よりも有線接続の方が安定性と速度が向上します。可能であれば、有線接続に切り替えましょう。
ルーターの最適化
ルーターのファームウェアを最新に更新し、QoS(Quality of Service)の設定を調整することでネットワークのパフォーマンスを向上させることができます。
まとめ

Apex Legendsで120FPSを実現するためには、ハードウェア設定、ゲーム設定、システム設定の全体を最適化する必要があります。
これらの設定を全て行うことで、より滑らかで反応の良いゲームプレイを体験できるでしょう。
ぜひ、この記事を参考にしてみてください。